見出しを極める

見出し<h1>タグもまた、タイトル同様に重要なタグです。新聞で例えると『一面記事のキャッチコピー』です。
見出しタグは<h1>〜<h6>まであります。1ページあたりに使用していい数は、<h1>が1回、その他の<h2>〜<h6>は必要最低限です。ソースの上から、数字が小さい順に登場させる必要があります。

見出しとは、あくまで『見出し』ですから、目立たせたい文字を何でもかんでも<hx>でくくれば良いというものではありません。短く分かりやすい形にする事で、その見出しに含まれる情報の重要度も濃くなるのです。
また、その見出しに続く段落を<p>で記述し、正しい文章構造になるように心がけましょう。その段落内に<strong><em>で、関連性のあるキーワードを強調してあげれば、より一層効果的です。

見出し使用例

無駄なく見出しを使ったソースサンプルです。

このように、なるべく<h1>をソースの上の方に記述し、段落内の関連性のある文字列を強調します。デザインや配置はCSSで指定する事で、HTMLをすっきりさせる事が出来ます。

見出しタグ使用上の注意

見出しタグは、それだけで文字列を強調する意味を持ちます。いくらキーワードを目立たせたいからと言って、過剰な強調は検索エンジンスパムと呼ばれ、最悪の場合検索対象から除外されてしまいますので注意して下さい。

悪い例@
<h1><strong>見出しをさらに強調する行為</strong></h1>

悪い例A
<h2 style=" color: #ffffff; background-color: #ffffff;">
背景色と同化させてキーワードを埋め込む行為</h2>

悪い例B
<h3 style=" display: none;">
表示を意図的に隠してしまう行為</h3>

非推奨例
<h4><font color="#ff0000" size="large">
HTMLで表示方法を指定する事は避けて下さい</font></h4>

タグは文字列に意味を持たせるもの

HTMLは、文字列の持つ意味をコンピューターに読み込ませる為の言語です。日本語で『重要!!』と書いてもコンピューターは理解してくれません。

<strong>この部分が重要なんだよ!</strong>

と、正しく教えてあげる必要があるのです。そのために、間違った記述や、過剰な強調は、コンピューターにとって【不正行為】と判断されてしまう恐れがあるのです。検索サイトも検索ロボットもコンピュータープログラムです。『SEOとは検索エンジンと上手に付き合う事』を忘れないようにしたいものですね。

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