unicode-bidi 【文字表記の方向を上書】
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unicode-bidiプロパティは、Unicodeの文字表記の方向を上書きする際に使用します。
unicode-bidiプロパティは、Unicodeで言語により文字表記の方向が規定されているものを上書き指定する事が出来ます。 上書きする文字表記の方向は、directionプロパティで値を指定します。
Unicode(ユニコード)とは、すべての文字に独立した番号を与え、文字コードの切り替えなしに、世界中の文字を統一された文字コードで表現出来るようにした規格です。
normal
Unicodeによる文字表記の方向設定通りに表示されます。これが初期値です。
embed
Unicodeによる文字表記の方向設定の中に、新たにdirectionプロパティで指定された値が組み込まれます。
bidi-override
Unicodeによる文字表記の方向設定を無効にし、directionプロパティで指定された値が適用されます。
unicode-bidiの使用例
CSSファイル
.sample001 {
direction: rtl;
unicode-bidi: embed;
background-color: #ffcccc;
margin: 10px;
}
.sample002 {
direction: rtl;
unicode-bidi: bidi-override;
background-color: #ffcccc;
margin: 10px;
}
HTMLソース
<div class="sample001">unicode-bidiプロパティ:embed</div>
<div class="sample002">unicode-bidiプロパティ:bidi-override</div>
表示すると
表示・配置関連項目
overflow(x y) | はみ出た内容の表示方法を指定する |
position | 要素の配置方法を指定する |
top | 上からの配置位置(距離)を指定する |
right | 右からの配置位置(距離)を指定する |
bottom | 下からの配置位置(距離)を指定する |
left | 左からの配置位置(距離)を指定する |
display | 要素の形式(ブロック・インライン)を指定する |
float | 左寄せ、右寄せ配置の指定 |
clear | 回り込み(float)を解除する |
z-index | 重なりの順序を指定する |
visibility | ボックスの表示・非表示を指定する |
clip | ボックスを切り抜き表示(クリッピング)する |
direction | 文字表記の方向(左右)を指定する |
unicode-bidi | Unicodeの文字表記の方向を上書きする |
writing-mode | 文字表記の方向(縦横)を指定する(IE独自) |